INTERVIEW | 02
「どこに行くか分からないから楽しい!」女性ドライバーにとってのこの仕事の魅力
ワールド交通・佐々木さん

とにかく運転が好き。16年続けられた理由。
― お名前とドライバー歴を教えてください。
佐々木友里子です。タクシードライバー歴は16年になります。
― (差し支えなければ)前職は何をやっていたのですか?
トラックの配送業をしていました。2トン車を運転していましたが、荷物が重くて運べなくなり転職を考えました。好きな運転に集中できるタクシードライバーの仕事は向いており、16年間続けていても辞めたいと思ったことはありません。
― 現在はどのような働き方をされていますか?
夜中の2時からお昼の11時までのシフトで働いています。コロナ禍以降、夜のほうが効率的に売上が立つようになったので夜勤を選んでいます。
― 夜はお酒に酔ったお客様も多いイメージです。怖い思いをしたことはありませんか?
それが一度もないんです!土地柄によるのかと思うので都内などでは分かりませんが、少なくとも川崎で怖い思いをしたことはありません。他の女性ドライバーで夜勤をされている方も増えていると感じます。
― 夜勤の女性ドライバーも増えているのですね!逆に女性ドライバーで良かったなと思うことはありますか?
そうですね、お客様から怒られることが少ないことかな。女性だからか、お叱りを受けたことはほとんど無いです。
女性ドライバーならではの働き方
― ドライバーとして気をつけていることはありますか?
安全運転はもちろんですが、お客様を不愉快にさせないことを意識しています。
― 女性ドライバーだからこその強みは何だと思いますか?
やはり優しさや親切さだと思います。車椅子のお客様のサポートはもちろん、どんなお客様に対しても親切な対応を心がけています。またお客様から「女性ドライバーで安心した」と言われることも多いです。
― 女性ドライバーが働きやすいと感じる職場の利点を教えてください。
急なお休みにも柔軟に対応してもらえる点です。子供が熱を出した時なども安心ですし、年末年始なども事前に休暇を申し出れば相談に乗ってもらえます。
― 他にも特別な配慮はありますか?
会社で受けた予約を優先的に割り当ててもらうことがあります。また男性社員も親切で、気づかないことを丁寧に教えてくれます。
オンもオフもタクシーが中心
― タクシードライバーのやりがいや楽しさを教えてください。
「どこへ行くか分からない」点が面白いです。山梨や茨城など遠距離のお客様を乗せる場面もあり、仕事を通して新しい景色に出会えるのが楽しいですね。
― 将来的に挑戦したいことはありますか?
介護ヘルパーの資格を取りたいと思っています。現在の仕事と併用し、高齢者のお客様へのサービスを向上させられたら嬉しいです。
― 趣味やオフタイムの過ごし方を教えてください。
運転が好きなので仕事が趣味のようなところがありますが、それ以外だと家族や職場の方と旅行に行くことも多いです。
― 同僚の方と旅行に行く機会もあるのですね。
はい。温泉を目指して、年に4回位一緒に旅行へ行く仲間がいます。
まずは挑戦してみて! 未来の女性ドライバーへ
― これからタクシードライバーを目指す女性にメッセージをお願いします。
運転が好きな方ならぜひ挑戦してほしいです。タクシードライバーは柔軟な働き方が可能で、未経験からでも安心してスタートできます。もしご興味あればぜひ一歩を踏み出してください!
