INTERVIEW | 03
「川崎が大好き」地元に根ざす女性タクシードライバーの働き方
平和交通・森田さん

家庭を大切にするため、介護職からの大胆なキャリアチェンジ
― お名前とドライバー歴を教えてください。
森田裕子と申します。ドライバー歴は2カ月です。
― (差し支えなければ)前職は何をやっていたのですか?
前の仕事は介護職をしていました。
― 全くの異業種であるタクシードライバーを選んだきっかけはありますか?
子どものライフスタイルに合わせて、昼間だけで効率よく働ける仕事を探していました。中学生になった息子と一緒に過ごす時間をもっと作りたかったんです。運転が好きで、人と関わる仕事にも興味があったので、この仕事がぴったりだと思いました。
― 前職の介護職と異なる部分はありますか?
一番大きいのは、夜勤がなくなり生活リズムが安定したことです。以前は夜間に家を空けることが多く、息子との会話も減っていました。でも今は、朝7時半に出勤して夕方5時ごろには帰宅するので、夕食を一緒に食べたり、学校での出来事を聞いたりする時間を取れています。家庭と仕事を両立できる働き方は、この仕事の魅力だと感じています。
「絶賛勉強中!」未経験から始めたタクシードライバーへの挑戦
― 働いてみて難しいと感じることはありますか?
お客様ごとに求められるルートが違う点ですね。ナビを使えば簡単に思えますが、実際には「裏道を通ったほうが早い」「渋滞を避けたい」といった要望もあり、判断力が求められます。お客様のご要望に応えられず謝ることもありますが、経験を積むたびに「この時間帯ならこの道が良い」といった知識が増えていくのはやりがいになっています。
― 先輩方からアドバイスをもらったりしますか?
はい。色々と相談にのってもらえてとても助かっています。例えば、「川崎駅からキングスカイフロントに行くにはどのルートが早いのか」や、「時間帯ごとの渋滞を避ける方法」など、実践的な知識をベテランの先輩に教えてもらえます。こうしたアドバイスをもらえる環境も、今の職場の良いところだと感じます。
― 他にも未経験から始めた女性ドライバーはいますか?
平和交通では女性ドライバーが増えています。全体で約70名、そのうち私の営業所には3名の女性ドライバーが在籍しています。まだ男性が多い業界ではありますが、女性ならではの働きやすさを感じています。
女性らしい小さな心遣いが大きな信頼に
― 女性ならではの工夫はありますか?
カーブの手前には「少し揺れるかもしれません」と声をかけたり、年配のお客様には降車時にお手伝いを申し出るなど、細やかな気遣いを意識しています。また、急ハンドルや急ブレーキを極力避けて、乗り心地の良い運転を心掛けています。
― この2ヶ月間で一番嬉しかった瞬間は?
お客様から「とても気持ちよく乗れました」と言われたときです。短い距離のお客様でしたが、初心者の私にとって、その一言はとても励みになりました。これからも、お客様に心地よく乗っていただけるような運転を続けていきたいです。
大好きな地元と大切な家族のために
― 今のお仕事を始めて、息子さんとの生活は変わりましたか?
はい。以前は息子を実家に預けることも多かったのですが、今は家で一緒に過ごせています。転職の際も、子供と過ごす時間を考慮して、夕方5時までに上がれるという条件を重要視していました。息子も「お母さん、仕事どう?」と気にかけてくれるようになり、その言葉に励まされてもいます。
― 素敵な息子さんですね。他に平和交通さんを選んだ理由はありますか?
こちらの営業所がある向井町という地域と私が10年ぐらいの付き合いがあり、その縁もあって平和交通さんを選ばせて頂きました。
― 地元と家族への思いを大切にされているのですね。
私は川崎区と幸区で生まれ育ち、この地域以外で暮らしたことはありませんが地元が大好きです。タクシードライバーとして働き始めてからは、新しい視点で地元を知る機会が増えましたし、地元で人の役に立てるという一面も魅力に感じています。
「まずは一度やってみて!」女性にこそ勧めたいタクシードライバー
― これからタクシードライバーを目指す女性へメッセージをお願いします。
一度挑戦してみてください!未経験でもしっかりサポートしてくれる環境がありますし、働き方の自由度が高いので、家庭と両立したい方にもおすすめです。ちなみに私は趣味でお神輿を担いでおり、お祭りがある日曜日は必ず休みをもらいます!
